Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
宇山 親雄*; 武田 徹*; 豊福 不可依*; 徳森 謙二*; 安藤 正海*; 兵藤 一行*; 板井 悠二*; 塩飽 秀啓; 西村 克之*
Medical Applications of Synchrotron Radiation, p.149 - 157, 1998/00
SPring-8の医学利用実験施設へ導かれる3本のビームラインの内、真ん中の偏向電磁石ビームラインは既に建設が始まっているので、それ以外の挿入光源ビームライン2本について設計を行った。われわれ、医学利用研究グループが行う研究(単色X線冠状動脈撮影、単色X線断層法、微小心臓血管造影法、腫瘍検出画像法、X線位相コントラスト画像法)において、人を被写体とする医学診断のためには、照射野が大きくかつ強度の高いX線が必要となる。これらの研究のために種々の検討を行った結果、挿入光源として片方をアンジュレータ、もう片方をウィグラー(マルチポールウィグラー)を設置すべきであるという結論に達した。挿入光源の設計結果を蛍光X線法や多層膜等を用いた単色広照射野X線生成法を提案する。
神之浦 文三; 南 賢太郎
保健物理, 25, p.147 - 154, 1990/00
放射線障害防止関連法令の改正にともない、放射線管理用測定器の低エネルギー(10~300keV)光子に対する特性試験等の要求が高まった。現在、このエネルギー範囲における測定器の特性試験等には通常連続X線が用いられているが、測定器のエネルギー特性は連続X線と単色光子とでは若干異なることが報告されている。本報告では、低エネルギー領域(8~75keV)における測定器の校正等を単色性に優れている蛍光X線で行うことを目的とし、校正用蛍光X線発生装置を製作し蛍光X線照射場を整備するとともに、その特性を明らかにした。その結果、本蛍光X線照射場は、単色性に優れ、校正等に十分な照射線量(10~100mR/h)が得られ、散乱線の影響も少なく(10%以下)、放射線管理用測定器の校正および特性試験等に利用可能となった。